【新刊のおしらせ】

 

 8月8日に 庵原高子 著『商人五吉池を見る』と エリス・ボールディング 著 小泉文子 訳 『子どもと孤独 』 が発売されます。

商人五吉池を見る』 は、日露戦争に出征し命からがらに生還した五吉が、東京市麹町に羅紗(らしゃ)問屋を開き、好景気から関東大震災、太平洋戦争、そして戦後に繁栄を築く姿を描きます。
 著者の父親をモデルとする、ひとりの商人の生涯とその奥に広がる日本の姿を描いた長編大河小説です。





子どもと孤独』は、 子どもに与えられた孤独は、ただたださみしいだけの時間ではなく、子どもにしか持ちえない内省と発見の時間であり、その経験は実にゆたかな創造性を育むものである。
 歴史上の著名人・科学的発見の天才の実例から、子どもの孤独の効用と必要を明らかにする……米国のクエイカー教徒であり社会学者エリス・ボールディングの名著を、同じく敬虔なクエーカー教徒で日本の幼児教育の第一人者でもある小泉文子氏が完訳しました。
 また小泉氏が園長を務めた幼稚園の“育児だより”から、厳選した名文も併録します。





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