Editorship(エディターシップ) Vol.6(特別号)追悼・長谷川郁夫

日本編集者学会 編

定価:1,980円(税込)

ISBN978-4-8038-0384-6 C1000

体裁:B5判・並製

内容

伝説的な文芸出版社・小沢書店を興し、『美酒と革嚢——第一書房 長谷川之吉』や『吉田健一』『編集者 夏目漱石』など評伝の大著を残した文芸編集者・批評家の追悼号。

目次

【追悼エッセイ】

吉増剛造「弱い神のひと 長谷川郁夫」

中沢けい「熱海に長谷川郁夫さんを見舞う」

高橋睦郎「長谷川郁夫さんのこと」

角田光代「愛について語る」

酒井忠康「長谷川郁夫氏の友情」

高橋真名子「煙草の匂い 長谷川郁夫氏追悼」

窪島誠一郎「長谷川郁夫さん」

千葉俊二「二度も生きたからな 長谷川郁夫氏追悼」

阿部重夫「十四番目のレクイエム」

萩岡良博「編集者 長谷川郁夫」

【長谷川郁夫論】

草光俊雄「編集者 長谷川郁夫」

鈴木一民「エディターシップってなに?」

【長谷川郁夫 単行本未収録原稿】

 長谷川郁夫氏の遺稿をめぐって――内田魯庵ルネサンスふたたび(石塚純一)

○対談「魯庵から通じるいくつもの道」[×山口昌男 :司会=坪内佑三]

○内田魯庵論

○「辻野久憲」

○「水の女—「大菩薩峠」のお雪」

【小沢書店とは何だったのか】

◎「小沢書店をめぐって」――長谷川郁夫インタビュー(聞き手=秋葉直哉)

◎透明な煙り――「小沢書店の影を求めて」「小沢書店をめぐって」を振り返って―― 秋葉直哉

◎小沢書店全刊行目録

【小沢書店・わたしの一冊&追悼エッセイ】

鈴木力/小川光生/宮本建美/角りわ子/中嶋廣/小池三子男/佐谷眞木人/石塚純一/和気元/川上隆志/堀山和子/佐藤美奈子/籔享/田中敏雄/今須慎治/大槻慎二