1995年ノルマンディー、あるパティシエの原点
アヴランシュのゲネーさんに捧ぐ

上霜 考二  

発行:エムケープランニング
発売:田畑書店

A5版並製 価格 1,600円+税
ISBN978-4-8038-0414-0 CコードC0077  

紹介

フランス修業時代の苦くも楽しかった毎日。帰国後の、就職先での葛藤や失望。そのなかでケーキ作りへの想いとパティシエのあるべき姿を追い求め続けた……著者上霜考二の真摯な気持ちをこの1冊に込め、現在の『アヴランシュ・ゲネー』開店までの道のりを振り返る。師であるゲネー氏との交流や率直にその存在に感謝しているというスタッフのこと、そして今後のパースペクティブについて。紙面には彼の”作品”であるデザートの写真と、巻末にはレシピ集を収録する。文京区本郷の地で奏でる上霜シェフの詩学をご賞味あれ!  

著者プロフィール

上霜 考二(うえしも こうじ)
1975年生れ、兵庫県出身。1994年9月辻調グループ・フランス校卒業後、ノルマンディーのパティスリーで修業を重ねる。1995年に帰国後、インターコンチネンタル東京ベイ、オテル・ド・ミクニ等を経て、2005年には『パティスリー・ジャン・ミエ・ジャポン』のシェフパティシエに就任。2008年アグネスホテル東京のパティスリー『ル・コワンヴェール』の開店と同時にシェフパティシエに就任。2011年に公開された映画『洋菓子店コアンドル』では製菓監修をつとめた。2015年9月にはシェフパティシエとして、『Avranches Guesnay(アヴランシュ・ゲネー)』をオープン。