アンソロジスト vol.6
A5変型判 縦210mm 横150mm 厚さ5mm 重さ
68g 56ページ 中綴じ
定価 800円+税
ISBN 978-4-8038-0422-5 Cコード C0491
2023年8月31日発売
紹介
田畑書店「ポケットアンソロジー」シリーズと連動する季刊ベース誌の第6弾! 今号の特集は〈川柳〉。短歌など他ジャンルからの越境もあり、空前のブームが到来しつつある川柳。現代の川柳を牽引する5人の柳人に、「みずうみ」をテーマに20句を詠み下ろしていただくという豪華な企画。また、太田靖久、小津夜景、山本アマネ、片上長閑など、連載陣の活躍も目覚ましい最新号。
目次
【特集】川柳アンソロジー みずうみ
永山裕美 序文
なかはられいこ 水の骨組み
芳賀博子 襖はずして
八上桐子 ほとり
北村幸子 雫する楽器
佐藤みさ子 空うつす
樋口由紀子 [解説]川柳のたくましさ
岸波龍 ●特別寄稿●わたしたちがいま川柳に夢みていることについて
【短篇小説で一服】
山本アマネ シュテファン・ツヴァイク『書痴メンデル』
【存在のためのふわふわした組曲6】
小津夜景 夜を知る
【書下ろし短篇小説】
太田靖久 カラスの味
【不定期連載】
渡辺祐真 物語の読み方講座(一)
●PAエッセイ●
谷川嘉浩「くそつまらない未来」を遠ざける方法
角南範子〈『アンソロジスト』から生まれた文章講座〉開催レポート
片上長閑 新時代
【書評】井伏鱒二著 ウィリアム・I・エリオット/西原克政訳『対訳 厄除け詩集』
柳沼雄太〈書肆 海と夕焼〉 humorからの逸脱、そしてポエジーへ
編集後記