「風の言葉」− 言葉:丸山健二/作曲:theta



エッセイでもなければ小説でもない。詩でもなければアフォリズム(箴言集)でもない。
あえて言えば、丸山健二版「聖書」――ただし、そこにはいない。
いるのはあなた自身のみ……新たなる「神なき聖書」の誕生!





ラウンド・ミッドナイト 風の言葉


丸山 健二 著

2020年12月15日発売

価格 2,860 円税込

仮フランス装/丸背

B6変型判 縦164mm 横114mm 厚さ20mm 重さ 206g

ISBN 978-4-8038-0377-8 Cコード 0095

丸山 健二  (マルヤマ ケンジ)

 1943年、長野県飯山市に生れる。国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)卒業後、東京の商社に勤務。66年『夏の流れ』で第23回文學界新人賞を受賞。同年、同作で芥川賞を受賞し作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。また、趣味で始めた作庭を自らの手による写真と文で構成した独自の表現世界も展開している。近年の作品に長編小説『我ら亡きあとに津波よ来たれ』(上・下)。『夢の夜から口笛の朝まで』『おはぐろとんぼ夜話』(全3巻)、エッセイ『人生なんてくそくらえ』、『生きることは闘うことだ』などがある。

新編 夏の流れ/河

およそ半世紀前、弱冠23歳で書いた処女作で文學界新人賞と芥川賞をダブル受賞し、文壇に衝撃を与えた著者が、その後、安曇野に住まい、中央の文芸ジャーナリズムとは一線を画した姿勢を貫きつつ、ひたすら作家としての研鑽を積み上げてきた。

 そして今……デビュー作「夏の流れ」と、推敲を重ねながら初めて小説の面白さに目覚めたという第二の処女作「河」の2編に徹底的に手を入れ、改めて世に問う!


「新編 夏の流れ/河」を読む

「新編 夏の流れ/河」の特製副読本。収録作と人間丸山健二について、書下ろしエッセイ2編、和合亮一「いざ硫黄の山へ」と梯久美子「刺青の所在」を収録。
また「夏の流れ」芥川賞受賞時の瀧井考作による文芸時評を収録した。どれも貴重なドキュメントであり、ここでしか読めないものです。


丸山健二掌編小説集 人の世界

どこにでもありそうで、どこにもないバラエティー溢れる8つの生を描いた掌編小説集「われは何処に」と、〈風人間〉を自称する泥棒の独立不羈かつ数奇な人生を掌編小説群で描く「風を見たかい?」を収録。全18篇がこの1冊に。



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