「失われた30年」の間、世界に破れ続けた日本企業。
これからの時代にふさわしい〈志〉をもった人財を育てるにはどうしたらいいのか
「人づくり」の基本に立ち返り
人財開発のパイオニアがこれまでに培ったノウハウを開陳する!


基本・人づくり AIAのすすめ
栁平 彬 著

2020年 4月 13日発売

価格 1,760 円税込
ISBN 978-4-8038-0366-2 Cコード C0030

四六判 上製 224ページ
縦 197mm  横 137mm  厚さ 22mm  重さ 224g

内容

 平成の「失われた30年」の間、世界に破れ続けてきた日本企業。目先の短期的な利益に集中するあまり、経営のトップが長期的展望を持てぬまま、とりわけ若い世代が希望を持てない現状のなかで、これからの時代にふさわしい〈志〉をもった人財を育てるにはどうしたらいいか――これまでずっと軽視されつづけてきた「人づくり」の基本に立ち返り、日本社会を再生させるべく、人財開発のパイオニアがこれまでに培ったノウハウのすべてを開陳する「提言の書」!

目次

第一章 人づくりの手抜きが国を滅ぼす
1.企業の寡占化、多様性の欠如の問題
2.サラリーマン化した経営者の問題
3.教育の問題-「教育」から「啓育」へ
第二章 自己確立と想像力の重要性
1.企業における組織と個人のありようの変化
2.自己と外部とのかかわリ合い
3.自己確立と創造力
4.忍耐力と他者との関係
5.真の「個とパーソナリティ」の確立
6.想像力こそが社会の新しい倫理的基盤である
第三章 〈志〉とは何か
1.「スパゲッティ・ボーン」と呼ばれて
2.〈志〉の定義
3.民主的な社会と〈志〉
第四章 AIAの目的は何か
1.人を動かすものはその人の心である
2.自分の頭の中は見ることができない
3.人生目標や〈志〉はエネルギーを結集する
4.責任を引き受けるということ
第五章 AIAの実践記録
1.「啓育」は新しい自己像形成の場
2.ことばの反復でイメージを強化する
3.心の積極面のほこりを払い光を当てる
4.評価的フィードバックは間接的強制
5.自己発見、自己改革のグループ・ディスカッション
第六章 営業力を科学する
1.TOS開発のいきさつ
2.TOSの実際
3.これからの時代のセールスマンシップ
第七章 親の勇気づけプログラム・STEPについて
1.親の勇気づけプログラム・STEPとは何か
2.「子どもを知る」ことは「人間を知る」こと
3.STEPの実際
終 章 日本に「七人の侍」はいるのか
           ―ブスカーク博士からの手紙
あとがき

著者プロフィール

栁平 彬  (ヤナギダイラ サカン)

主な著・訳書

 人は考えたとおりの人間になる

 やる気を引き出す言氣の心理学ー働き方か生き方改革かー

1940年1月、東京に生まれる。62年、慶応義塾大学経済学部卒業後、丸紅飯田(現丸紅)入社。その後渡米し、ハバフォード大学でリベラルアーツ・哲学を学び、2年後、ダートマス大学大学院タック・スクール・オブ・ビジネスで企業組織論・マーケティング等を学ぶ。67年にMBAを取得し、同校を卒業。70年、人財育成プランナーとして独立。企業の組織開発(OD)や営業研修(TOS・Textbook Of Salesmanship)に携わる。75年、グループダイナミックス研究所を創立。ビジネスマンや中堅管理者、営業担当者を対象に、AIA・心のアドベンチャー(Adventures In Attitudes)、志の力学プログラム(The Dynamics of KOKOROZASHI)などのやる氣啓発プログラムを開発、普及。また、子どもの積極性と責任感を育てる親のための勇気づけプログラム(STEP・Systematic Training for Effective Parenting)も開発し、親子関係改善に努める。川崎・矢向八ケ岳山麓の蓼科高原に縄文天然温泉付きの相互啓発研修センターを設立。人参ジュース断食を普及。AIA・心のアドベンチャーは、日本で42万人以上が受講し、現在世界展開の準備を進めている。