山田健太「見張塔からずっと 政権とメディアの8年」

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ジャーナリズム論の第一人者である著者の、学問的ルーツとも言える沖縄。その地の地元紙・琉球新報に、月一回のペースで連載しているコラム「メディア時評」の8年間分を収める。言論の自由、そして民主主義そのものまでも失いかねない現在の状況は、いったいどのようにしてもたらされたのか? この激動の8年の時局のディテールをつぶさに記録。小口にインデックスを、また各年の扉裏に年表を付し、検索機能抜群。クロニクルとして手許に置きたい一冊! なお、タイトルはボブ・ディランの名曲“All Along the Watchtower”(見張り塔からずっと)からとったもの。強国の堕落と商業主義を批判したと解釈されている歌詞が、本書の指摘と重なり合っている。

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(2016年10月31日発売)